今回は『武尊VSロッタン』の一戦がほぼ確実視されていることから、注目度がますます高まっているロッタン選手の戦績・プロフィール・強さ・試合動画・KO負けシーンについてまとめます。
2018年に那須川天心とRISE世界フェザー級王座決定戦で戦った人だよね?
那須川天心勝ったけど超苦戦してたし、もやもやした試合の人だよね?
といった内容をなんとなく覚えている人も多いでしょう。
この試合で日本での知名度が爆上がりしたロッタンは戦績がめちゃくちゃで調べた人が驚くべき数字を残しています。
そこで、今回はこのロッタンの戦績とプロフィールをまとめ、その強さや試合動画、KO負けシーンについて見ていきましょう。
そもそもロッタンがKO負けした姿見たことないけど・・・
格闘技をかなり見る私の記憶の片隅にKO負けしたシーンが浮かばない超人でもあるので、KOされたという情報探しも難航する可能性ありです!
ロッタンの戦績とプロフィールをご紹介!
まずは多くの方から「ぶっ飛んでいる」という声も多数あるロッタン選手の戦績を確認し、プロフィールもまとめていきます。
戦績も数が多すぎるのである程度絞って紹介していきますね。
ロッタンの戦績
ロッタン選手の戦績は以下の通りです。
322戦…270勝42敗10引分け(2023年5月下旬現在)
これはキックボクサーとしての戦績以外にムエタイの試合も入っているためとんでもない試合数になっています。
キックボクサーとしての戦績は2017年から通算で38戦34勝3敗1引分けで、これだけでも試合数としては多いと感じるでしょう。
那須川天心との試合結果もキックボクサーとしての戦績に入っているよ!
圧倒的な強さを持つロッタン選手は数々のタイトルを獲得し様々なカテゴリーの上位ランカーにもなった経歴があります。
今はONE世界フライ級ムエタイ王者の地位にいて連続防衛中!化け物ぶりを発揮しているね。
ONE世界フライ級ムエタイタイトルマッチに絞って解説すると、以下のような戦績になっていました。
日付 | 大会名 | 対戦相手 | 結果 |
2019/8/2 | ONE Championship: Dawn Of Heroes 【ONE世界フライ級ムエタイマッチ】 | ジョナサン・ハガティー | 5R判定勝ち 王座獲得 |
2019/10/13 | ONE Championship: Century 【ONE世界フライ級ムエタイタイトルマッチ】 | ボルター・ゴンサルベス | 5R判定勝ち 1度目の防衛 |
2020/1/10 | ONE Championship: A New Tomorrow【ONE世界フライ級ムエタイタイトルマッチ】 | ジョナサン・ハガティー | 3R 2:39 TKO 2度目の防衛 |
2020/7/31 | ONE Championship: NO SURRENDER 【ONE世界フライ級ムエタイタイトルマッチ】 |
ペッダム・ペッティンディーアカデミー | 5R判定勝ち 3度目の防衛 |
2022/11/19 | ONE on Prime Video 4【ONE世界フライ級ムエタイタイトルマッチ】 | ジョセフ・ラシリ | 5R判定勝ち 4度目の防衛 |
2023/5/6 | ONE Fight Night 10: Johnson vs. Moraes III【ONE世界フライ級ムエタイタイトルマッチ】 | エドガー・タバレス | 2RKO勝 5度目の防衛 |
ここではっきりとわかることは、すでに5度目の王座防衛に成功した圧倒的なチャンピオンであり、その地位は不動のものになっているということです。
ロッタンのプロフィールをご紹介!
次はロッタン選手のプロフィールを簡単に見ていきましょう。
◆ロッタン選手のプロフィール
- 本名:ロッタン・ジットムアンノン(Rodtang Jitmuangnon)
- 通称:破壊神、ジ・アイアンマン、ザ・タンク
- 生年月日:1997年 7月23日 (25歳)
- 出身国:タイ
- 身長:168cm
- 体重:58kg-61kg
- 階級:フライ級 (61kg) スーパーフェザー級
- リーチ:165cm
- 所属ジム:ジットムアンノンジム
- スタイル:ムエタイ
- 戦績:322戦270勝42敗10引分け
◆時系列
年齢 | 経歴 | 備考 |
7歳か8歳 |
|
始めたばかりのころはやる気がなかったという噂あり |
10歳 |
|
タイはプロデビューが早い国だがそれでも早め |
14歳 |
|
ここで入ったジムが今でもいるジットムアンノンジム |
18歳 |
|
|
20歳 |
|
初代RISE世界フェザー級(57.1kg)王座決定戦で戦った |
タイのムエタイ選手は8歳から15歳ぐらいでデビューするよ!それでも10歳は早いよ!
とても早くから活躍していた選手という事が分かってきましたね。
ロッタン選手についてもっと詳しく知りたい方はちこらをご覧ください。
ロッタンの強さを試合動画やKO負けシーンでご紹介!
次はロッタンの強さがよくわかる試合動画やKO負けシーンを見ていきましょう。
非常にKO負けシーンが少ない選手なので、過去動画をいろいろと発掘して見ていきたいと思います。
ロッテンの強さを試合動画でご紹介
ロッテンの強さについて語ると各方面から様々な意見が飛び交ってきます。
永遠と攻められるスタミナがやばすぎる
メンタルの強さがおかしすぎる
いろいろと指摘はありますが、多くの方が指摘するのはそのハングリー精神と超絶アグレッシブなファイトスタイルにあるでしょう。
また、ムエタイ選手の特徴である「ひざ」と「ひじ」の使い方が巧みで、特にひじに関しては試合中に何度も連発されます。
テクニックは随一だけど、ひじが使えるときはそれが際立つね。
ひじがありのロッタンはとにかくひじの一撃が鋭く彼のKOの多くはこのひじから繰り出されているのです。
最新の試合は著作権の関係上動画サイトにはアップされていませんが、2022年5月20日に行われた試合で効果的なひじを見せているものがあるので是非とも見てもらいたいです。
引用元:ONE Championship Japan
通常のパンチではちょっと近すぎる間合いでも腰と肩を連動させて動かすことで強力かつ鋭いひじをすさまじい速さでねじ込んできます。
ですので、パンチをもらった相手は血だらけになっていましたね。
ロッタンKO負けシーンをご紹介!
KO負けをした経験が非常に少ないロッタン選手ですが、KO負けしている動画はありませんでした!
めちゃくちゃ探してひたすら動画を見まくったけどない!でもきれいに負けている動画ならあった!
はい、KO負け動画は見つかりませんでしたが一本負け動画は見つかりました。
それが2022年3月26日に行われた何でもありルールの元UFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンとの一戦です。
その試合では2Rにリアネイキドチョークで絞め落とされて一本負けしています。
その動画もYouTubeにアップされているので、ご覧下さいね。
引用元:ONE Championship Japan
これ以外はっきりと綺麗に負けている動画は見つかりませんでした。
いろいろと調べた結果、タイ語のWikipediaに2013年にサンティアン・ソーン・シン選手という相手にKO負けしているという情報がありましたが、動画は確認できませんでした。
ロッタンVS那須川天心戦を試合動画で徹底分析
那須川天心選手との試合が非常に有名ですがこちらはYouTubeなどの動画サイトでリプレイではなくフルで見られるようになっています。
気になる方は下記の動画をご覧下さい。
引用元:RISE公式チャンネル
YouTubeにあるこちらの動画はなんと驚異の970万回再生です。
ざっくりと試合内容を解説すると、ロッタンの強打と膝蹴りに那須川天心は大苦戦し、左手首も痛めたけど判定勝ちした試合だよ
はっきり言って那須川天心は超苦戦しました。
両者が互いの強みを活かした戦いを展開することが予想されていたけど、ロッタンは強力な打撃とプレッシャーで那須川に対抗して優位に立っていたと思うんだけどなぁ
上記のように感じた人も多いでしょう。
事実判定勝ちはしましたが、本人も勝ち切ったとは全く思っていない試合だったようです。
判定についてはものすごく議論になっており、未だにこの試合を話題に出すと人によっては荒れるんだよね…
この試合はRISEルールで行われていたために『組んだ状態で行うヒザ蹴りは1発のみ』とか『ヒジ打ち、投げ、クリンチはNG』というルールがありました。
ロッタンのファン側からするとひじが使えなかったために、細かいルールがなかったら勝っていたという指摘もよく出てくる一戦でもあります。
ロッタンの戦績プロフィール!強さや試合動画にKO負けシーンを徹底分析!まとめ
今回はロッタン選手の戦績・プロフィール・強さ・試合動画・KO負けシーンについてまとめてきました。
- ロッタン選手は早くから活躍しているとのプロフィール記載あり
- 試合動画ではひざやひじを使ってダイナミックで強い!
- KO負けシーン確認済みは1試合のみ
ロッタン選手は戦績を含めていろいろと突っ込みどころがありすぎるすさまじい選手ということがはっきりとわかったと思います。
綺麗に負けたシーンが総合格闘技ルールしか確認できなかったので、その時点でものすごく恐ろしい化け物だね!
武尊選手はかなり応援していますが、間違いなく過去最強の相手なのでどこまで戦えるのかも注目していきたいところです。